レッスンの先生はアドバイザー!演奏するのは習っている「あなた」です。

音楽のレッスンを受けていると、
先生からいろんな言葉をもらうと思います。
その言葉のいくつかは、
皆さんにとっての為になったり、演奏するときに役立ちます。
でも、その言葉は「絶対順守」なのでしょうか?
 

 
 レッスンの先生は知識や経験がある
 
誰かに音楽や演奏を習っていたりするレッスン
そのレッスンの時、
先生の言葉が絶対に正しい!
なんて思う事は皆さんはありますか?
 
 
先生は、もちろん教える側として
今まで学んだり経験したりしてきた
演奏や音楽についての様々な知識や技量を持っています。
 
その知識や経験をもとに、
奏法のアイデア、音楽ごとの表現のやり方について
生徒さんに伝えていくわけですが、
 
先生の言葉は
皆さんへの「アドバイス」です。
それをどう活用するかは、
1人1人が選ぶべきことです。
 
 「アドバイス」の理由
 
なぜ先生の言葉はアドバイスなのか?
 
それは、皆さんも、
皆さん1人1人の演奏も
レッスンの先生のコピーではないからです。
 
例えば奏法について
「この吹き方で演奏しなさい」
「この吹き方はやりにくいからやっちゃダメ」と言われたとして
それは先生が演奏するとき、演奏した経験からの話になります
 
皆さんにとって役立ちそうかどうか、
1人1人が判断する必要があります。
 
そういうやり方もあるんだ!と受け取って
自分で試してみて、合う・合わないを
考える必要があるんですね 
 
 
また、他にも先生が
レッスンで持って行った曲について
「ここはこう吹きなさい」
「ここはこう表現しなさい」
という風に教えたとします。
 
それは先生の知識や経験から来るものですが、
ステージで演奏するのは生徒の皆さんなので
納得いけば習った通り
納得がいかなければ、
自分がどう演奏したいのかを研究し、深めることも必要です
 
 
どれだけ素晴らしい先生に習っているとしても
際に演奏するのは皆さん1人1人であるから、
そこでレッスンで習ったことが使えるか、出来そうかどうか
演奏では自分で判断するべき状況が出てきます。
 
 
 あなたの音楽をより良くする為のアドバイザ―
 
 
自分で判断したうえで、
100%指導の通りに演奏すると決めたなら
それは良いと思います。
 
でも、もし何か迷いがあるなら、
 
レッスンの先生は
先生自身の経験と知識から
生徒さんの演奏をより良くするためのアドバイスをくれる
アドバイザー!
 
 
こんなふうに考えてみると、
「絶対に従わなくてはならない」
「言われた通り演奏しなくては!」と思うよりも 
より演奏しやすくなり、
アドバイスが自分にとって
どう役立ちそうか、考えられそうではないでしょうか?
 
 
もし先生のレッスンで
必ず言うことを聞かなければならないと思いがちで
それを止めたくなったら
ぜひこのアイデアをお試しください。
それでは!
 
 
 
 
 

 
 

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