譜面とは何?暗譜する意味ってある? 音楽を演奏するための、譜面についての2つのアイデア

譜面を見る、暗譜する。
いつも当たり前のようにやっている事ですが、
どんな意味があるのか?
音楽を演奏するうえで、この2つの行動は
大事な2つの意味があるのです

 

 譜面を見る意味って?

 

譜面を見る意味は何でしょう?
 
音を間違えないためのガイド?
たしかに、譜面通り演奏すれば
おかしな音が鳴らず、音楽を再現できますよね。
  
オーケストラ全体の指標?
個人個人が好き勝手に演奏したら
合奏が成り立たないですよね。
その意味では、
確かに指標でもあります。
 
でも、これらの事は副産物みたいなもの。
譜面を見ることは
もっと大事な理由があるんです。
 

 譜面ってなんだろ?

 
譜面は
作曲者、編曲者からの手紙
だと僕は思います。
 
 
譜面には
何を表した曲として書かれているか。
どんな意図が音楽に含まれているか
どんなメッセージを託しているか
という意味があると思います。
 
 
作曲者の故郷の風景や、
作曲者の心に生まれた思いを
こういう風に表現してほしい!と
お願いされているお手紙
それが譜面です。
 
 

 譜面を見る=メッセージを受け取る

 
演奏者や指揮者は譜面をもとに
演奏します。
 
そしてその時、
譜面から読み取ったものが
今の時代ならどう伝えるか
この国だったらどう伝えるかと
国や時代によって表現を変えたり
より聴衆に伝わりやすく
工夫したりしているんですね。
 
 
なので、譜面を見る=
作曲者、編曲者のメッセージを受け取る。
 
というふうに考えることもできると思います。
 
こう考えると、
譜面の音を当てた、外した以上に
より「譜面を表現する事」についてのアイデアが
浮かんでくるのではないでしょうか?
 
 
 

 暗譜をする理由

 

暗譜する理由、それはずばり
 
会場や聞いてくれる方々
共演者を認識して
その空間で、どの人たちと
誰に向けて音楽を演奏するか
意識を向けるため。 
これが理由になります。 
 
 
 
音楽では、聞いてくれる人
共に演奏してくれる人
演奏出来る場所があってこそ
共感という感動が生まれます。
 
 
これは1人では出来ない事です。
自分以外の誰かがいて初めて、
同じ感動を味わうという共感が生まれるんです。
 
 
そして、
それをもっと良くするには、
 
・自分から相手を意識する
 
・会場を認識する
 
・誰かの音楽と一緒に演奏するといった、
自分の意識の方向を
向きを変える事が必要になります。
 
 
相手の事は相手しかできません
そして自分の事も、自分のみが出来ます
 
 
なので自分から、音楽で
相手に何かを伝えよう
感動してもらいたい
と望むのであれば
 
自分から他の人や場所を
より感じるために
動く必要があるわけですね。
 
そのために
暗譜するというのが有効なんです。
その時、その場所で、
そこにいる人たちを
意識して演奏するためのやり方
 
それが暗譜というわけなのです。
 

 おわりに

譜面を見る理由、暗譜する理由
こういう風に考えてみると
今までとは違う演奏の仕方になります。

ピンと来たら、ぜひ試してみてください♪

 

 

 






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