管楽器の演奏、では、大抵の場合本番はスーツ姿に棒ネクタイ、蝶ネクタイ等の組み合わせです。
私服姿の本番でも、男性はベルトとか使いますよね。
実はそのベルト、演奏にも関わってる!そんな雑学チックなお話です
| 演奏にベルトが関わってくる?
ベルトの役割は、
もちろんズボンをおとさないようにする
ジャストの位置でズボンを止める
今日の服装をオシャレに決めるなど、
いろんな役割がありますよね。
じゃあ、ベルトの何が
演奏に関わっているのかというと
胴回りを締める
という点が管楽器ではポイントになるんです。
| 呼吸の動きとベルトの関わり
演奏のために息を吸う動きの中では、
普段の呼吸で使う時よりも肺が大きくなるため、
内臓が下に押し下げられるという
動きがおきます。
で、下に押し下げられるときに、その圧力から逃れるために
お腹の前方や横、背中や骨盤底の方といった、
スペースに余裕があるところに逃げていくわけです。
で、ここでベルトが関わってくるんですね。
ベルトによってお腹周りを締めているので
息を吸う時にお腹が膨らむのを抑える
抵抗感を感じるんです。
でも、この抵抗感は
全然悪いものじゃありません。
抵抗感があっても息は吸えてるし
肺は下だけでなく、
前にも背中側にも、上の方にも
広がっていけますから、
呼吸の邪魔になるということでもありません
でも、1つだけ注意するならば
締めすぎたらつらくなるよ!
という点です。
| 締めすぎにご注意!
普段の状態でも
ベルトを締めすぎたら
きつくて息苦しく、イヤな感じになりますよね
金管楽器では、たまにベルトを締めることで
息の圧力が得られるという風に考ている事が
あるのですが、
あくまでも息の圧力を作っているのは
筋肉の動き。
ベルト自体は何も動きません。
動いたらただの怪談です。
締めすぎたって良い事はないですよ。
1人1人にちょうど良い位置があって、
その場所でベルトをとめるのが一番いいのです。
意外と演奏に良いのは、
大きめのベルトを用意して、
自分の演奏するときのフィット感に合わせて
切ったりしたもの。
こんな演奏専用のベルトを持ってると、
本番当日にベルトが合わなくて
演奏しづらい!なんてことを
避けられます。
| ベルトじゃなくても色々と
ベルトなんて好きじゃない!
締めあげられる感覚は嫌いという方
サスペンダーという手があります。
ベルトの締める感覚は、これで無くなります。
またスーツのパンツも高い位置に上がるので
視覚効果で足が長く見えます。
足を長く見せたい方に
オススメします。
あしながを目指したい!
でもベルトの締め付け感も欲しい方
カマーバンドという手があります
最近は細身の、ベルトの代用にもなる
カマーバンドもあるみたいですよ。
ベルトよりも伸縮性があるので
スーツにカマーバンドという組み合わせも
なかなかオシャレかもしれません。
さて、後半は明らかに演奏の事から外れた話題でしたが
演奏の時、ベルトをする際は締めすぎず
ちょうど良い位置を見つけたり
ちょうどいいベルトを作っておくアイデア
気に入ったらぜひお試しください。
それでは!
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