皆さんは、練習曲を演奏するとき
「この練習曲はどんな性格で、
なにを求めてるんだろう?
何を学ばせたいんだろう?」
と考えた事はありますか?
今日は、練習曲にも性格がある!
というお話です。
|練習曲の目的は?
練習曲の目的って何でしょう?
もちろん、皆さん1人1人の
演奏スキルを伸ばすためのもの
技術的な向上、
表現の仕方を学ぶためのもの
高音域、あるいは低音域
に絞ったものや、
早いパッセージのみ練習する曲など
専門的な技術を学ぶ
練習曲だってあります。
|正確さだけが目的じゃない!
さて、こういう色んな練習曲を
演奏するとき、ひょっとしたら
「譜面通りに正確に吹くだけ」
が目的になってはいませんか?
じつは、練習曲にも色々な性格があり
ただ正確さを
求めるだけではないんです!
技術的な練習曲であれば、
もちろん正確に、譜面通りの
演奏を目指す事を
チャレンジしても良いでしょう。
でも音楽の楽しさって
正確に吹けることだけでは
ないですよね
皆さんが譜面から
どんな音楽を読み取って
どんな歌い方で
どんな表現をするか
あるいは
どれだけふざけて演奏できるか
わざとらしくて
笑っちゃうような演奏が出来るか
こんな色々な
表現の楽しさだってあるんです。
そして、この表現は
1人1人、表現が違っても良い
なぜならそれが、
皆さん1人1人の
個性だからです。
そして、その1人1人の
個性を磨く、表現を磨く
練習曲だってあるんです。
|自分の表現を創るための、練習曲
この場合、正確に演奏することより
自分はどんな表現をしたいか?
どんな歌い方で演奏をするか?
にこだわるべき時もあります。
その結果音を外そうが
何が起きようが
まず自分がやりたい表現を優先する
そして、それがピンと来なければ
何回でも試行錯誤する。
かなり
こだわりの強い人向けですが
こんな練習の仕方だってあります。
もし皆さんが
練習曲を演奏する機会があれば
こんな風に
「どんな性格の練習曲で
どんな事をこの曲は
学ばせたいんだろう?」
そんなふうに考えてみると、
より演奏が上手くなる練習が
出来るのではと思います。
ぜひお試しください。
それでは!
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