本番前や、
自分がソロを吹くということになったとき、
自分がソロを吹くということになったとき、
誰でもソワソワしたり、
緊張してくるものですよね。
でも、実はこの緊張。
まったく悪いものではないんです。
❙ 緊張とは?
緊張という状態はどんなもの?
簡単に言うと
「心拍数が上がって、
血の巡りが良くなり、
いつもと違う感覚が
感じ取れるほど集中している」
状態なんです。
心拍数が上がるからこそ
ドキドキ・ソワソワして、落ち着かなくなり
集中しているからこそ、
いつもと違う自分の状態に
敏感に気が付き
そして耳や、目、息の出し方
楽器の吹きごごちといった感触が
いつも以上に感じ取れるんです。
つまり本番という
普通じゃない、特別な時間に向けて
身体が準備してくれているというのが
緊張の本質なんです。
より良いパフォーマンスに向けて、
自分の身体が準備してくれてる
何も悪い事ではないんですね。
❙ 実は自分で緊張を悪くしている!
じゃあ、何で緊張すると上手くいかなくなったり、悪いものだと感じるのか?
これは、自分達で緊張が
そうであると思っているからなんです。
本番という、普段ではない状態だからこそ
緊張状態になったときに、
その感覚がとても気になって
違和感を感じるというのはあります。
❙ 違う感じを恐れるのが、怖くなる原因
普段と違う感覚、違和感というものに
僕たちはとても敏感です。
なぜなら
普段どおりというのは
安全であることも知っていて
安全だからこそ
安心感を覚えるのに対し
違和感を感じる、
普段とは違う感覚については
それが未知のものであるからこそ
何が起きるかわからないという
怖さも感じるのです
普段と違うから、
違和感を感じるから
異常事態だと思って、
それを嫌がる反応をしてしまうんですね
❙ でも、安全なことを知っている
でも、何度か本番を経験したなら
演奏の本番って
安全なことを
もう実は知ってますよね。
緊張という違和感があるとしても、
本番は安全で、
身の危険は何もないんです。
たしかに本番では
何が起きるかわからないです。
でも、少なくとも
身の危険はありません
だから、演奏の本番では
「緊張しながらも、
何が起きても、
演奏にチャレンジしていいんだ!
(しかも何も危険はない!)」
という選択だってできるんです。
もちろん
どういう風に選ぶかは、
1人1人の自由です。
でも緊張を悪いものに感じてしまうより、
良いものとして受け入れられるのなら
そっちの方が建設的ですよね。
気に入ったら、
ぜひ試してみてください。
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