皆さんは、楽器を演奏していて
一日のどこかで、週のどこかで
楽器を吹かなくちゃ
下手になってしまう、吹かなきゃ!
なんて考えてしまいがちですか?
今回は、そんな練習しなきゃ!と
思う人にこそ知ってほしい、
理想の演奏を目指すため
誰かに音楽を伝えるための練習です。
目次
| 下手になるのが嫌だから練習する?
かく言う僕も、かなり長い間、
吹かなきゃ下手になる!なんて
思いこんで、
どんなに疲れてようが
時間が無かろうが、無理矢理にでも
演奏、練習していた人間でした。
やっぱり
楽器を演奏する人間にとって
今の自分よりも演奏しづらくなる
演奏できなくなるというのは
かなりの恐怖であり、
嫌な、避けたいことですよね。
でも、何も考えず練習したら
自分の演奏批判だけになったり
何の実りもない結果に
終わってしまう。
こんな経験、覚えがあるのでは?
| ホントは、やりたいときにやるべき
今は、ブログでも書いてるように
疲れてる時の練習は為にならないし
無理せず、練習はやりたい時に
やるべきだと思ってます。
でも、考え方を変えるには
時間がかかるもの。
| 練習したい!のウラには、情熱がある
今練習したい、しなきゃならないと
思ってる人には、
いきなり考え方を変えると言うのは
相手にとって大変です。
やらなきゃという気持ちの裏には
演奏したい、練習して
うまくなりたいという
大事な情熱があるのです。
それを否定するのはだれにも
出来ませんよね。
なので、僕はどうしても
演奏・練習したくなったのなら
こんなやり方をお伝えします
| 音楽を伝えるための練習のやり方
・その日何のために演奏するか
決めて
・演奏する空間を見渡すor
自分の今吹きたいステージを
想像し
・自分の理想のお客様に向けて
どんな風に吹きたいか考えながら
演奏する。
というやり方です。
その日の目標を決める事。
それも具体的に決めてみると、
ただ漠然と練習するよりも
どうしたら目標が叶いそうか
分かってきます。
演奏批判してるより、はるかに
有益で実りある練習になります。
その日
演奏する空間を見渡したり、
理想のステージを想像するのは
実際に本番で吹くように
演奏の練習をするためです。
この空間で、自分は
どのくらい楽に動けて
演奏出来てるか?
どんな音が
この会場に響いてるか
それは譜面や作曲者が求めて
自分もやりたいと思っている表現か?
など、本番の演奏に向けての濃い練習が
ステージを意識すると出来ます
そして、自分の理想のお客様を
想像するのも、音楽を伝えるためです。
自分だけのために吹いてると
その日出来た、出来ないという
成果のみに視点をあてがちですが
誰かのために演奏しようとすると
まったくやり方が変わってきます
その人が本当に喜んでくれる演奏
その人に本当に伝えたい演奏
今自分のしてる演奏は
本当にそんな風になってる?
自分の理想のお客様を意識すると
こんな事を自分で感じ取れて、
音楽を伝えるための演奏に
切り替わってゆきます。
次の音へとずっと意識を集中していると
自分の批判をしてる暇はなくなります。
いかがでしょうか?
何度もいいますが、
やらなきゃと感じる裏には
情熱という大切なものがあります。
その気持ちを大事に、
より活かすために、
ただ吹くよりも
考えながら演奏する。
演奏・練習に熱心な方も
気に入った方も
是非お試しください。
それでは!
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