管楽器を演奏していると、
たまに口周りの息漏れの音や、
楽器の雑音などが出てくるときがありますよね。
でもこれ、
出てしまっても何も問題がないんです
❙ こんな雑音、出したことありますか?
演奏しているときに、
マウスピース辺りで雑音が聞こえたり
息漏れの音が聞こえたり。
たま―に
管の中の水が「ブツッ、ブツッ、」と
音が鳴ってしまう時がありますよね。
もちろん、
水が溜まりっぱなしだと
演奏中にと鳴ってしまうし
演奏している音楽以外の余分な音を
無くしたいと感じるのは
演奏者としての本能みたいなものです。
それ自体は何も悪くはありません。ただ、
雑音の混じってる音は
全て悪い音
みたいに思ってしまうと、
演奏よりも
雑音を無くそうと
慌ててしまう場合があります。
❙ その雑音、気にしなくても良いんです!
実はこれ、
演奏してる本人はかなり気にしますが
聞いてる人達はどうでしょう?
例えば
好きなアーティストの演奏会で
演奏を聞いていて、
何か演奏中に
楽器の方から雑音が聞こえてきても
ずっと気にしている事は
皆さんないのでは?
❙ 聴衆の方々は、審査員じゃない!
演奏を聴いているのは
審査員ではありません。
もちろんコンクールの舞台などで
審査する立場の人が、
演奏を聴くことはありますが、
あくまでもその人は聴衆としてそこにいて
仕事だから点をつけたり引いたりしてるだけです。
どちらかというと、
その場に出演するすべての団体、演奏者を
応援してる気持ちかもしれません。
❙ 雑音が出ても、演奏し続けてOK!
確かに、余計な音はない方がいいかもしれません
でもそういう音が出たからといって
舞台に立ってちゃいけない
演奏しちゃいけない
なんてことは1つもありません!
雑音を出したから
本番中に外に出される!なんて事は
誰も経験がないんじゃないでしょうか?
実際に会場にいる人が聞いているのは
皆さん1人1人や
皆さんの仲間の人たちが
演奏している音楽です。
何かしらの雑音に気付いたとしても
演奏が続いていれば
すぐに気にならなくなります。
それは、皆さんが聴衆の立場になっても
同様なのではと思います。
雑音があったとしても
演奏しつづけて良いし
雑音が出たから演奏はダメ!
なんてことではないんですね。
もし自分の演奏してるときの雑音が
気になってしまうなら、
こんなふうに考えると、雑音にとらわれず
演奏しつづけられます。
ぜひお試しください。
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