心の中では
「これで大丈夫かな…?」なんて
不安があるかもしれないけど、
「やろう!」と決断してやってみると、
意外と上手くいったという経験、ありませんか?
良い結果になるというのは、
往々にして聞く話です。
やると決断してやってみる事が、
良い演奏を生み出すきっかけになってくれます。
例えば、
迷いながら、
行動を先延ばしにしたり、
実際に行動してみた【結果】と、
その「質」に、かなり違いが生まれますよね?
同様に、音楽でも、
失敗を気にしながら、
結果を恐れながら演奏するのと、
「何が起きても、こういう風に演奏する!」と
決断して演奏するのとでは、
音のクオリティも変わって、
演奏自体の実も変わってきます。
音楽は、演奏している最中は、
常に先へ先へ進み続けるから、
こうした【決断】の有無が、
実際の演奏に与える影響も大きいんですね。
このように、
演奏する際は、
【何があっても演奏し切る決断】をしているかどうかで、
演奏のクオリティが変わってくるので、
決断をもって演奏した方が、
良い結果が生まれそうです。
ただし、決断にも、
注意するべき点があります。
それは、決断には、
・やらなければいけないと【自分を追い込む】決断
と、
・これをやり切ってみよう!と【自分が望んでする】決断
この2種類がある、という事です。
前者の決断は、例えるなら
昔、小学校や中学校で、
「夏休みの宿題が終わっていない!やらなきゃ!」みたいに、
「追い込まれてからする」決断です。
必要に迫られて、
納期のような感じで迫られて、
決断を下すというのは、
自分が本心から望むもの、
本心からやりたいことでは無い場合が多いです。
やりたいことではないからこそ、
決断をしても、
嫌々と身体を動かして行動するから、
どこかで、
行動に迷いや、ためらいが出てきて、
「やり切れないまま」の状態が続く事があるんですね。
一方で
後者の、自分の望みに沿って
決断し、実際に行動してみる事は、
【やりたい事】に基づいてるからこそ、
途中で迷いや不安を感じても、
「とにかくやってみる、チャレンジしてみる」という
選択をすることが出来ます。
この選択肢がある事で、
迷いや不安を振り切り、
演奏をやり切ることが出来て、
結果、良い演奏が生み出せるという事が起きるんですね。
迷い、失敗の結果に怯えていても、
自分がどのように音を出そうとするのか?
自分自身の態度は、自分の自由意思で決められます。
あなたは、
後悔を残すような演奏の終わり方と、
がむしゃらでもやり切って、
演奏を終えてみる事。
どちらを選びたいですか?
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