省エネ演奏法

定期演奏会の為に、
同じ曲を何週間もかけて練習したり。

自分の納得いく表現が出来るまで、
繰り返し練習しつづけたり。

より良くしようと頑張って
練習を続けていく。

この記事を読んでくれているあなたも
もしかしたら
こんな経験をしてきたかもしれませんね。

 

 

実際、同じ曲を時間をかけて研究し、
練習に取り組むほど、
表現も、曲に対する理解も
深まってくるものですが、

一方で、同じ曲を演奏する事に
飽きたり疲れたりしてきて
演奏する事が楽しくなくなるとか、

集中力が切れて、
惰性で演奏をしてしまう。
なんて状況も、時々あります。

 

どんな人間でも、
集中が続く限界は有り、

常人であれば1~2時間
訓練した人でも、
3時間ほど集中した後は
1時間ほどの仮眠や休憩を入れないと
もたないと言われています。

 

 

ただ、
僕も経験あるんですが、

例えば演奏会当日って、
割と興奮しちゃって
ずっと気を張り続けていたり

その影響なのか、
いざ演奏する時には
どこかに疲労感を抱えていたり。

そんな状態であっても、
気合と根性で頑張っちゃおうと
しちゃうことはありませんか?

 

でも、そんな状態で
やっつけ演奏をしても、
良い演奏は出来ない。

という事は、
なんとなく想像がつくかもしれません。

 

 

では、
どうすればいいのか?

1つおススメしたいのが、

音楽を表現しようとか、
世界観を出そうとか、
そんな風に頑張るのは止めて

【ただ、譜面から音楽を受け取って演奏する】
こうシンプルに考えて、
省エネ演奏をやってみるのはどうでしょうか?

 

 

演奏する・表現する事って、
実はとてもエネルギーを使います。

音楽を通して、
「自分の感じる何か」を人に伝えようと、
届けようとして全身全霊を使うからです。

でもこれは、
いつも出来る訳じゃありません。

本番という特別な時間と空間にいるから
そういうエネルギーが出せる。とも言えます。

 

 

疲れている時、
やる気が湧かない時に
無理やり演奏する事が出来ませんし、

休む、という選択肢を
どこかで持てればいいのですが、

演奏する事が好きな人は、
時に「疲れているけど、なんか楽器を演奏したい」なんて感じる事もあります。

本番当日も準備に追われ、
休む事が出来ないまま
本番の舞台に立つことも、時にあります。

 

実際は、演奏中はある意味
興奮状態にあるので
あまり疲れを感じない場合もあります。

 

でもこの時、

自分がああしよう、こうしようと
音楽をコントロールしようとするよりも

譜面に書いてある音を
素直に受け取り、なんにも加えず、ただ感じたままを音を出す

 

こんな風に演奏してみると、
頑張ろうとしなくとも
譜面に描かれた音楽が自然に出てくるし

自分はただその音楽を楽しみながら
演奏を続けていれば良いだけなので

自分が頑張り続けるより、
省エネに演奏出来ます。

そして、こうして演奏した時
頑張って、何かを出そうとして
音楽を表現しようとするよりも

素朴な音で、
染み込んでくるような演奏が
出来る事もあるんです

 

こんな風に、
自らエネルギーを出して
表現をしようとする事も

音楽をそのまま受け取って、
ただ代弁者として、通訳者として
音という形で表現しようとする事も、

どちらも出来るようになると
幅が広がるのではないでしょうか?

 

面白そうに感じたら、
ぜひ省エネ演奏を試してみて、楽しんでください。


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