「演奏の実験」その詳細とは?

前回の記事で、
「実験」というキーワードを出しました。

どんな分野であっても、
「もっと良くなりたい」
「もっと上手くなりたい」

そんな風に思いながら、
日々研鑽を続けている人にとって、

 

練習を「実験」としてとらえ、
日々の研鑽を少しでも楽しめるようにする事は、

練習の中で毎回新しい発見をしながら、
失敗を恐れずチャレンジし続けられる事は

目指す目標に向かい、
確かな手ごたえを感じながら
健全に成長していける事は
大きな助けになると思うので、

今回は
「実験」として練習する
その詳細についてシェアしたいと思います。

 

 

 

早速なんですが、
実験として練習をする際に
最も大事なことは

「目標設定」です。

 

楽器演奏で考えるなら、

・自分はどんな風に演奏したいのか?

・誰に、何を伝えたくて演奏を届けたいのか?

・この曲から感じる最も大切なものは?

 

何が出来る事を目的として、行動を起こすのか?
この「目標設定」が無いと、

ただやみくもに時間を過ごすだけで、
目標の達成に向かう為の発見も無く、
何を改善していけば良いかも判らなくなるため、

まずは何を目指して
「実験」を行おうとするのか?

それを明確に考えてみてください。

 

 

その上で、実験には順序があります。

また、楽器演奏を例にするのですが、
もしこの時目標が
「自分が良いと思える、理想の音で演奏できるようにする」だった場合。

 

①自分の出したい理想の音を思い浮かべながら演奏してみる

②その結果を何も悪く言わずに、ただどんな風に演奏出来た?聞こえたか?をメモしてみる

③メモを確認しながら、より理想の音に近づくためには何をどう変えると良さそうか?実験してみる
(例えば、もっと息を鋭く吹いてみる。
あるいは、歌うように演奏する事をもっと意識してみる。

全く別のアプローチとして、
コントロールを手放し、ただ感じるがままに演奏すしてみる等)

④実験の結果、どんなことが起きてもただ受け止め、1つ前の演奏より変化したこと。自分の感じた事を言葉にしてみたり、メモに書き留めたりしてみて、納得するまで①ー③を繰り返し、止めたくなったらやめる。

というやり方になります。

 

 

このやり方、
僕のメール講座を読んでくれた人は
見覚えあるかもしれませんが、

メール講座でお伝えした
「確実な上達」をするための3要素

今回説明した「実験のやり方」でも、
共通している部分があるんです。

 

 

 

改めてですが、
この実験のポイントは2つ

1・目標設定をする事

2・目標に至るまで改善を続ける事

モチベーションを保ちながら
この2つさえ満たすように
実験を繰り返していけば

気が付いたら目標は達成出来ているものなんです。

とてもシンプルですね。

 

ただ実際には、
実験をやり続けるモチベーションを保つ方法とか、
実験の結果をどう受け止めるか?など

実験をし続ける為には、
他にも様々な要因を解決していく必要がありますが、

 

実験そのもののやり方は非常にシンプルで、
やる気があれば誰でも出来るものです。

そして実験の最大の目的は
一人一人の目標達成に寄与する事なので

分野を問わず、
「もっと良くなりたい」
「もっと上手くなりたい」

こんな目標を持っている人は、
ぜひ「実験」をするという方法を試してみてください。


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