招待するように演奏する

練習の時にも、
コンクールのような舞台でも、
高校時代最後となる定期演奏会でも、

僕たち演奏者はいつも「誰かに演奏を聴いてもらおう」と演奏していますよね。

 

これは、一人で個人練習をしている時でも同じで、

放課後の学校、駐車場などで個人練をしながら、
教室に残っている人たちに向けて音を出す事も出来るし、

家で練習している時に、
顔は見えないけど、近所に住んでいる方に、
自分の音を届けようと意識して練習する事も出来るし、

合宿所の様な、自然に囲まれた場所でも、
周りの自然に対して音を届けようと意識して演奏する事も出来ます。

 

 

「演奏するからには、誰かに演奏を聴いてもらいたい。」

とか、

「コンサートに来てくれたお客さんや、招待した友人達に良い思い出を残したい」

「来てよかったと思ってもらえるような、何かしらの感動をの残る演奏会にしたい」

 

こうした思いは、演奏をしていると、誰でも自然と湧き出るものだと思うんです。

 

 

 

 

ただ、ここで1つ覚えておきたいのは、

演奏を聴いて、どう感じるかは、聴いた相手次第であり、

「感動してもらおう」とか
「良い演奏会だと思ってもらおう」とか、

僕たち演奏者側が、どんなに願ったとしても、
自分達の思った通りに、人の気持ちを操作することは出来ない、という事です。

 

 

 

「お客さんに向けて演奏する」とは、

もしかしたら、
手作りのお菓子を相手へ渡す事に、似ているかもしれません。

 

おいしいお菓子を相手にプレゼントしたくて、

試行錯誤を繰り返し、実食もしてみて、
何日もかけて作りあげたお菓子を、

 

いざ仲のいい友人、
あるいは気になる異性へプレゼントする場面を想像すると、

期待や不安が織り交ぜになって、
「どうか喜んでくれますように」と、願わずにはいられないかもしれません。

 

でも、
どんなに期待しても、あるいは不安に思っても、
「お菓子」を気に入ってくれるかどうかは、渡した相手次第です。

 

相手と自分とは、
好みの味も違えば、感性も違います。

同じように音楽でも、
相手と自分は、好みのジャンルも違えば、
曲のどんな部分に感動を覚えるのか?感性も違います。

 

だから、
自分の期待通りに相手は喜んでくれるとは、残念ながら限らないんですね。

 

だからと言って、

「良いお菓子を作ろう」とする事。
良い演奏を目指して、良い音楽を届けようと練習して、
完成度を高めようとする事は無駄なのか?と言うと、

僕は、そうは思いません。

 

 

演奏がどう思われるかは、聴く人次第であり、
「評価」は自分がコントロール出来る範囲外の事だけれど、

 

良い演奏を作ろうと試行錯誤していく事や、
良い音楽を相手に届けようと練習し、実践していく事は、
自分が出来る範囲です。

 

自信の持てるものこそ、人にお勧めできますよね?

自信の持てないモノであれば、
人にお勧めしようとは思いませんよね?

 

だからこそ、
「評価」は人に委ねて、

僕達は、
どうすれば「自信を持って」人に勧められる演奏が出来そうか?
試行錯誤を繰り返して、完成度を高めていけば良いだけなんです。

 

 

「評価」を気にし出してしまうと、
自分にはどうにもコントロール出来ないものを
どうにかしようとしてしまうから、

シンプルではなくなってしまうんです。

 

 

 

「評価を気にしない為の演奏方法」として、
今日は1つ、アイデアを紹介します。

 

それは、

「この音楽を一緒に味わいませんか?」と、

お客さんに招待状を送るイメージで演奏してみる、という方法です。

 

 

お客さんは、その招待状を受け取るも、受け取らぬもよし。

僕達はただ、
招待を受け取って、一緒に音楽を楽しんでくれるお客さんに向けて、演奏をすればいいだけ、というイメージをしてみて下さい。

 

そこには、
「全てのお客さんを感動させなきゃいけない」なんて義務も無いし、
「100%、完璧に演奏し切らなきゃいけない」なんて責務もありません。

 

ただ、
演奏を聴いてくれる人に向けて招待状を送り、

そして自分は、
演奏者という立場で、
お客さんと一緒に音楽を楽しめばいいだけなんです。

 

 

もし、最近演奏する時に、
お客さんを感動させなければいけないとか、
完璧に演奏し切らなきゃいけないと思い込んで、

それが演奏することへの「つらさ」になっているのなら、

そんな思い込みを手放すためにも、
招待状を送るつもりで演奏してみるのはいかがでしょうか?


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