身体を自由に動かす「意識」

YouTubeなどで演奏している人の動画を見る時、
演奏している人は大抵の場合
音楽にノって楽しそうに身体を動かしていますよね。
 
 
これはオケや吹奏楽、アンサンブルの演奏会を聞きにいった時も同じで、
 
演奏者は、
演奏している曲に合わせて、自然と体が動くものなんだな。
というのが、良く分かります。
 
 
 
 
 
 
 
「身体の動き」というのは、
 
実は自分の意識によって
 
動きに制限がかかったり、あるいは自由に動かせるように出来ます。
 
 
 
 
 
 
 
「身体を1ミリも動かさず演奏しよ」う
 
こんな風に考えると、
自分が多少でも動きたり、揺れたりしたら、すぐそれに気が付き、
「体を固定して動くのを止めよう」と、身体を硬直させてゆきます。
 
 
 
例えばいま、
この記事を読んでいる最中に
 
「体を一ミリでも動かしちゃいけない」という風に意識してもらえたら、
 
筋肉を引き締め、身体の動きを硬直させようとしている事に、気が付いてもらえるんじゃないでしょうか?
 
 
 
 
 
僕としては、楽器を演奏する時には、
 
呼吸をふんだんに使ったりする事からも、
身体は楽で自由に動かせる状態が望ましいと思うから、
 
 
「1ミリも身体を動かしてはいけない」という考え方はお勧めできません。
 
 
反対に、
「いくらでも体が自由に動いて良い」というニュアンスの考え方をお勧めしたいです。
 
 
 
 
 
 
 
自分が演奏している場面を想像しながら、
 
想像上の自分に「自由に動いて良い」と言ってあげると、
 
どんな風に演奏して良そうでしょうか?
 
 
 
リラックスしている、
あるいは良い具合に脱力して、
良い演奏が出来て良そうだと思えるのなら、
 
 
今度は実際に演奏する時に、
 
自分自身に「自由に身体が動いて良いよ」と言ってあげてみてください。
 
 
もし普段から、
身体を固めて演奏しがちだったのなら、
 
自由に身体を動かしながら演奏出来る感じが、してくると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
身体が固く感じたり、
自由に呼吸が出来ない感じがすると、
 
身体が凝っているからとか、
整体やマッサージでコリをほぐせば治るだろうとか
考えるかもしれませんが、
 
 
 
実際は、
自分が日常的にしている習慣や意識が、
身体を固めている事もあるんですね。
 
 
 
 
 
塵も積もれば山となるように、
 
普段からの身体の動かし方が、
先々の自分に影響していく、という事です。
 
 

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