背中が演奏のしやすさに関係する?

楽器の吹きやすさには
背中も関係している?
その秘密は、背中の肩甲骨にあります!
 
 
もう1度管楽器が好きになる!
より楽しく理想を叶えるサポート
 
管楽器インストラクターの
竹内ヨシタカです。
 
こんばんは!
 
 
早速ですが、
もしよければ
1つ実験に付き合ってください。
 
 
 
1・背中の肩甲骨を
近づけるように動かして呼吸をしてみる
(胸を張ったり、
腕を背骨にくっつけるように
後ろに引きながら)
 
 
2・1とは反対に
腕はいつも通りの自然で楽な位置にあって、
自然と肩甲骨も
開いている(離れている)状態で
呼吸をしてみる
 
 
 
・・・いかがでしょう?
1の方が呼吸がしづらいのでは
なかったでしょうか?
 
 
じつは、背中も呼吸に関係していて
呼吸に関係があるという事は
管楽器の演奏にも関係してきます。
 
 
背中の何が
呼吸に関係してる?
それは、肩甲骨です!
 
 
 
 
実験してみて感じたように、
肩甲骨の本来の位置は
密接にくっついているわけではありません。
 
呼吸するとき、
肺が膨らむのを邪魔しない様に
少し離れた位置に
肩甲骨があるんですね。
 
これを、さっきみたいに
意図的に近づけた場合、
呼吸がしづらくなりましたよね?
 
つまり、管楽器を演奏するときは
肩甲骨が自然な位置のまま、
離れている方が
呼吸しやすいんです。
 
 
 
「別に近づけようとはしてないよ?」
こんなふうに思う事もあるでしょう。
 
でも、ある習慣が
肩甲骨を近づける動きになっている
場合があります。
 
それは、楽器を構える事です。
 
マウスピースを唇に持ってくるとき
どんな動きをして
持ってきているでしょうか?
 
例えば、腕を引くように
持ってきてるかもしれません。
 
腕を引くようにしたり、
胸を張るような動きで
管楽器を構えると、
肩甲骨同士が近づき、
呼吸がしづらくなるわけです。
 
 
 
もちろん、こういう構えが
すべて悪いなんてことはありません。
 
研究したうえで、
それがやりやすい、良い音につながると
自分で分かっているなら
それはアリです。
 
でも、原因が分からないが
呼吸がしづらく
演奏がしづらい、なんてことがある時は
肩甲骨の動きがどうなっているか、
観察してみると
解決のヒントがあるかもしれません。
 
ぜひ試してみてください。
それではまた!
 
 

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