管楽器を吹いてると、例えば高音域を吹いてるとき、例えばとても大きな音を要求されたときひょっとしたらのどの辺りが苦しくなっていませんか?
今回は、のどの締め付けを止めてみる、というお話です。
管楽器演奏するときって、音域も幅広く、音量も大きく求められるときがありますよね?
そういうふうに演奏しようと、いつも以上に息をたくさん使った結果、
のどの辺りに なにか筋肉が張ってる感じがして息苦しくなったり、
力を入れてこわばってる感じがしたり。
もしくは1番初めに音出しするとき、なんか自然とのどの辺りがしまっていて呼吸がしづらく感じる。そんなことも感じたことがあるかもしれません。
呼吸が妨げられる感じって、特に息を使う管楽器や歌ではイヤな感覚ですよね。
もし、演奏するときにのどの苦しさから解放されたい!この絞めるような感覚が無くなってもっと吹きやすくなればいいのに!と思った時、どうすれば良いのか?
僕は管楽器奏者だったら
「のどは空気の通り道、なにも働かなくていいんだ!楽にしてよう!」
とイメージしてみるのをオススメします。
実はのどを締めるという動き、管楽器を演奏するときには必ずしも必要ではない動きなんです!
のどをしめるのは高音域やダイナミックな音量を出すとき、身体を力ませてた結果身についた動きの習慣であることがあります。
今までやってきた習慣であるからこそ、その動きの感覚が無いと変な感じがしてついつい元に戻してしまうのですが、むしろのどを締める感覚を手放した方が呼吸が楽になり、演奏しやすくなると思います。
そして、息を送るためのポンプの役割は、のどよりももっと下、横隔膜、背中やお腹周り・骨盤底のほうにある筋肉が主に果たしています
そして、管楽器が音を出す仕組みは、マウスピースやリードといった部分と唇との関わりでありのどには音を出すための仕事も息を送るための仕事もありません。
なので、ただの空気の通り道、パイプとして楽にしていていいのです。
もう1つ、意外に思われるかもしれませんが、舌の骨や舌骨筋ものどに関わってきます。
舌って、見える部分は口の中だけですが、実はけっこう大きな筋肉で動いていて、見えているのは一部分だけなんです。
そして口の奥の方、舌の根っこの部分にU字型の舌骨という骨があって、ここに色んな筋肉がくっついていて、口の開閉や食べ物をかむときの動きを助けています。
もちろん、ものを食べるときの噛むとかそういう動きは演奏には関係ないです。
舌も、タンギングで用いますがそれほど力強く使わなくてもいいのです。
なので、舌をゆるめるというのも、のどの締め付けをやめる為の1つの助けになります。
いかがでしたでしょうか?のどの締め付けをやめて、快適な演奏のために。ぜひやってみてください。
それではまた!
を無料で配信中です! よろしければぜひどうぞ(^^)/
コメントを残す