自らの「勇気」を自覚する

緊張する事を情けなく思ったり、
自分は心が弱いんだと感じてしまったり、

人前で素晴らしいパフォーマンスが出来る人、
堂々と、自信を持っている人、

 

そんな人たちと
ついつい自分と比べてしまって、

自分には胆力や、勇気が無いから
緊張してしまうんだ、と考えてしまう。

 

 

ある高校生の子が
僕のレッスンに来た時、
こんな事を話してくれました。

 

 

 

確かに堂々としている人や、

人前でも臆せずに
自分の主張を言える人を見かけたら、

あの人には勇気があるって、
感じる人は多いと思います。

 

 

でも、演奏者である僕達もまた、
「自分」を主張をする勇気があります。

なぜなら、
「表現をする」事が出来るからです。

 

 

 

例えば、
コンサートホールで演奏している時の事を
思い浮かべてみてください。

普段見た事もない大勢の人が
こちらに顔を向けて、
演奏を聴こうとしてくれています。

 

その場所で、そこから逃げずに
演奏しているのは誰でしょう?

 

 

 

本当にどうしようもなく、
人前に立つことが怖くて逃げだしたいなら、
それが出来るはずなのに、

そこに踏みとどまって、
演奏にチャレンジしているのは、

あなたが勇気を持っているからです。

 

 

そして、
音楽をより深く理解し、
演奏をより良いものにしていく為に

「練習」という行動に
自分の時間を使っている事もまた

だらだらと過ごす事や、
面倒な練習をしない、

そんな誘惑に打ち勝っているから
出来る事なんです。

 

 

 

これって言ってみれば、

 

DQ1の「りゅうおう」から
世界の半分をやろうと誘惑された時に

「いいえ」と宣言できた
勇者の選択と同じようなものなんですね。

 

 

勇者とは力ある人の事では無く、
その行動によって
勇気を示せる人の事だと言われています。

 

であるならば、

それぞれが勇気をもって
様々な形で音楽と関わり続けている

演奏で表現するという行動が出来ている
あなたもまた、
勇気があると言えるのではないでしょうか?

 

 

まあ、
勇者に例えるのが
適当かどうかは置いておいて、

少なくとも
自分は臆病だから緊張するんだとか
勇気が無いみたいに
自分を卑下する必要は無いんです。

 

 

誰の心にも、
誘惑や恐怖に打ち勝つ
勇気は備わっています。

僕たちはその力を使って
行動できるかどうか、
常に選べるんです。

 

 

時に誘惑に
負ける事もあるかもしれません。

時に何もしたくなくなり
怠惰に過ごす事もあるかもしれません。

 

 

でも、
人前に立てるという事も、
そこで演奏してきたという事も、

自分で決断し、
行動してきたからこそ、
出来た事なんです。

 

 

だから、
決して勇気が無い訳じゃない。

誰の心にも、
自分のやりたい事をやる勇気
正しいと思ったことを成す勇気があります。

ただそれを胸に、
どう行動するかを決断するだけなんです。

 

 

 

やるか、やらないか。

それだけの事で
とてもシンプルなんです。

 

変に自分を卑下する事なんて止めて、
自分の中の勇気を自覚しましょう。


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