演奏するときは自分の味方!

演奏中、どうしても自分のミスを気にしてしまったり、人からどう思われるか気になってしまう時どうしたらいいか。今回は、その対処のアイデアについて提案します。

 

さて、もしも演奏中ミスをしてずっと引きずってしまったり、周りに音がどう思われるか気になりだしてしょうがない時、一つ考えておくと良いアイデアがあります、それは

 

「演奏するときは自分の味方!なんと言われようと自分の音を肯定し続ける!」です。

 

何故自分の味方?かと言えば、演奏中は次から次へと音楽が進んでいくなかで、僕たち演奏者はほぼ全員どんなことが起きても出来る限り最後まで演奏し続けたいという望みがあると思います。

そして、演奏を続けているのは自分自身であり、他の誰も変われはしません。なので、演奏し続けたいという望みを支え続けるのもまた、自分であるのです。

 

これは誰にも邪魔は出来ませんが、自分で自分の演奏を演奏中に批評しだして、演奏をつまらなく感じてきたり、つらく感じることは出来てしまいます。

でも音楽は止まらず進み続けるのだから、演奏が終わるまでは余計な批評とかを自分に向ける必要はないのです。

演奏中は自分の出してる音を応援しつづけ、演奏が終わった後好きなように反省すればいい。そのためのプランが「演奏するとき自分の味方になる」という事なのです。

 

また、自分の味方になるというのは、何も[ゼッタイに俺が正しい!俺に合わせてもらおう!]なんて周りを無視して演奏することとは全く違います。

むしろ周りの演奏を受け入れ、よりアンサンブルに集中するために、演奏中に自分の意識が失敗した後悔に行きそうになるのをやめて「ミスをしたけど、次の音楽を演奏しよう!」と肯定的に受け入れ、切り替えるためのやり方でもあります。

何かがおきてもすぐに切り替えられる方法を決めておくのも、色々な事が起こりうる本番には役立つのでは無いでしょうか?

 

そして、演奏中に起きていることを無視する訳でもありません。

出てる音が実際に自分の思っている音と違ったり、気に入らないからそれが気になりだすのであり、演奏中に修正したいと思うのは誰でもそうです。

が、結局演奏中に修正するのだから、「ああしなきゃ、こうしなきゃ!」と自分を追いつめてくより「今こういう音が出てて、こういう音にしたいからこうしよう」と今起きてる事を肯定的に受け入れ、やりたいことを思ってみる方が否定的に自分に言葉をかけるより余裕が出てきます。

 

いかがでしょうか?本番中のテクニックの一つとして、良ければぜひお試しください!

 

 

 
 

 


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