基礎練とは何のためにあるんでしょう?
じつは、基礎練はただ楽器を吹く
準備運動ではなく
より上達するための、
実験でもあるのです。
もう1度管楽器が好きになる!
より楽しく理想を叶えるサポート
管楽器インストラクターの
竹内ヨシタカです。
こんばんは!
どんな種類の楽器でも、
必ず1度は耳にする言葉。
それが基礎練習ですよね。
でも、この基礎練習を続けていても
一向に上手くならなかったり
それどころか続けていると
調子が崩れてしまう…。
そんなお悩みがある時、
それはもしかしたら
基礎練のやり方に
問題があるのかもしれません!
僕がおすすめしたい
基礎練のやり方は、
「こう演奏したらいい音が出た!」
という発見をする実験と
「こう吹くといい感じに音が出るから、
もっと動きの研究をしてみよう」
という研究として基礎練をする!
というやり方です。
こういうやり方をするのには
理由があります。
たとえば、
「昨日はこの課題が出来た!
今日もこの感覚を思い出すために
やってみよう」とか、
「この感覚を忘れたらダメだ!
自然に思い出せるまで
反復練習しよう」とか
こんな風に、
ただの感覚の復習や
筋トレみたいな練習をしていると
あまり意味がない練習なんです。
なぜなら日によって体調が変わるように
状況によって感覚は変わるから!
本番前に、なんか体の感覚が変わっている。
楽器の吹きごごちや触り心地が違う。
なんていうのは
皆さんも
経験があるのではないでしょうか?
普段と違う感覚になるからこそ、
普段と同じ感覚で
演奏しようとしても
上手くいかないのです。
基礎練習は、
自分の演奏技術を
より進化させるための手段
そしてその進化は
音を出す動きを
洗練させていくことによって起こります。
上手く言った感覚を
再現しようとするより、
どういうことをやったり、
考えたりしたら
上手くいったのかを突き止める
そういう時間が
基礎練習なのではと思います。
気に入ったらぜひ試してみてください。
それではまた!
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