アドリブはどの場面でもできる?!

アドリブって言葉を聞くと、皆さんはどう思いますか?なんだか難しそうなことをやったり、即興で音楽を作るという才能のある人しかできないものだと思ったり、敷居が高いものだと思ったりすることがあるんじゃないでしょうか。

でも、実は誰もが出来る事なんです。

僕も人から言われて、セッションで経験してなるほど!と思った事なのですが

 

アドリブ=「いま、自分にできる事」をすること & どんな場面でもできることです。

 

もちろん色々な考えがあると思うので、これが絶対と言うつもりはありませんが、僕はこういう風に考えています。

じゃあなぜそう思うのか?理由をいくつか挙げてみましょう

 

即興アドリブ=その時その場で作るもの

読んで字のごとく、即興はその時その場で作るものですよね?

そういう時って、自分に出来る事で何かやろうとします。

という事は、ムリやり何かしようではなく、自分にできる事で自由に表現していって良いのです。

もちろん、自由にできる中でも、より音楽グルーブ感を出すために、知っておくと役に立つ演奏の仕方があります。

 

でも前提としてあるのは、その時その場で何を作ってもOK!です

 

その中でバンド全体やお客さんとのコミュニケーションを大事にして一緒に盛り上がったり、物静かに演奏するも良し。

自分の演奏でバンドもお客さんも魅了するも良しなのです。

 

 

②自分の方向性は決めておける

たぶんアドリブで何をしたらいいかわからないのは、何でもしていいからこそ何をやったらいいかわからなくなるからでしょう。

駄菓子屋でいっぱいお菓子がある中で、その場でなにを買うか迷うのと一緒です。

でも、皆さんもう気づいているかもしれませんね。

何を買うか決めている=自分の方向性を決めておけば、その場でやることに迷わなくなります。

 

あらかじめ自分がその場で何をしたいか想像して、やりたいことを決めておくことが出来るんです!

 

もちろん、演奏だったら人前ですので、実際にやる時に不安になったり、緊張でドキドキソワソワしていつもと違う状態になる事はあります。

でもやろうと決めた事は、上手い・上手くいかないに関わらず行動することが出来ます。

なので「今日こういうことがやりたいから、今自分ができる事でコレをやろう!」と決めておいていいわけです。

 

 

③どんな場面でも自分で選び、自分で行動できる

「自分の方向性はあらかじめ決められる」 & 「その時その場でできる事をすればいい」

これって、どんな場面でもそうできます。

たとえば譜面があって吹く音が決まっている中でだってです。

 

本番当日、いつもと違う調子な気がする、会場がいつも練習している場所と違う響きがする。いつもよりテンションが上がっている気がする・・・。全部あり得るし、感じ取る事です。

でも、普段と違う自分でも、ふだんと同じように自分で動いて、自分で演奏しています。

だから、その時その場の自分で「ちょっと今日吹きづらい感じがするから、無理せず演奏しよう」も「今日はなんか楽しい!こんな感じでリハで吹いて、良さそうなら本番でもやってみよう!」も出来ます。

自分でこうしたいと決めてるから、どういう状態でもそう行動してみよう」とすることも出来ます。

 

 

ですので、アドリブは特別なのではなく、誰もが自由に出来る事なのです。

その時その場で自分が出来ることで、自分のやりたいことをやってみる。

もちろん簡単なものだってOKです。こんなふうに考えてみるのも、楽しくなるのではないでしょうか?

それではまた!

 

 

 


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