・自分の演奏が
どう思われるか不安
・自分の演奏が
魅力的じゃないと感じる
こういうマイナス思考、
演奏を続けているとどこかで出てきますよね。
でも、本当に大切なのは
どう思われるかではなく
どんな演奏をしたいか
どんなことを伝えたいかではないかと思います。
❙ くらべた時の不安
オーケストラを聞きに行ったり
超絶に上手いプレイヤーの
演奏を聞いたとき、
自分と比べてしまって、
自分がダメだなぁと思ってしまったり、
悔しいなあと思う事,ありますか?
ちなみに、僕はかなりの確率であります(笑)
そんな演奏を聞くたびに、
羨ましい・悔しいという感情や
そういう演奏に憧れる自分がいます。
❙ 演奏者側からできること
でも、
聞いてくれる側も演奏する側も
演奏は、ある意味
一期一会みたいなもの。
もちろん聞く人が
誰かと比べたりというのはあるでしょうが、
その時の演奏は
その場でしか生み出せません
人の評価は、自分から
どうこう出来るものではないので
それはもう置いときます。
演奏者側が出来るのは
「誰かに評価されるのを止める」
ことではなく
「聞いてくれる人に向けてどんな演奏をするか」
を決める事なんです。
❙ 今できることで、出来ることをする
僕はかなり長い間、
今でもときどき評価を気にしています、
だからこそ皆さんにお伝えしたいことは
「皆さん1人1人の、
今出来る音楽を大切にしていい」
ということです。
どんなに憧れても
憧れは憧れ、
今いきなりそんなふうに
演奏できるわけではありません。
いつだって,今出来ることで
出来ることをやるだけなんですね。
自分にはどうもできないことは
しなくていいし
憧れる演奏に及ばずとも
今出来る音で,音楽を演奏すればいいんです。
今できることは
今持ってるものでやれる事だけなんですから。
❙ 今の、1人1人の音楽を大事に
1人1人が、今出来る範囲で
自分の感じた音楽を、
仲間と共に、
あるいはソリストとして表現して
音楽の感動を
その場にいる全員と
分かち合おうとして良いんです。
これってとても平和で素敵な事だと
僕は思いますし、
今日がもし本番なら、
そのステキなことをしている
皆さんの音楽を
大事にしてあげていいんです。
今出来る・出来てないより
技術的に足りてる・足りてないを気にするよりも
まず自分の音楽を大事にする。
そうすると演奏するのが楽しみになってきます。
こういう考え方、気に入った方は
ぜひお試しください。
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