吹奏楽コンクールに情熱を傾けている、生徒さんと先生方へ。

毎年夏になると、
野球ファンの方は甲子園で賑わうように、

吹奏楽でも、夏はコンクールが開かれて、
中高の吹奏楽部、大学、社会人バンドに至るまで、
全国大会を目指そう、より良い演奏をしようと
情熱をもって練習しています。

僕も中高で、吹奏楽部の一員として
コンクールやコンサートで良い演奏をする事に
情熱を傾けていたからこそ、

今もなお、部活動で頑張っている
吹奏楽部の生徒さんと、先生に向けて、お願いしたいことがあります。

吹奏楽部の生徒さんへ

毎年、コンクールに向けて、
早ければ半年以上前から
ずっと練習を続けて、頑張っていらっしゃいますね。

学校のテスト勉強とか、
授業を受け続けた後で
部活でさらに練習をし続けるというのは
並大抵の事じゃありません。

 

演奏する事が好きで部活に入った人も
なんとなく吹奏楽部に入った人も、

時には部活の友人、
先輩や後輩が嫌になったり

楽器が上手くならなくてイラついたり
焦ったりする事もあるでしょうが

続けてやっているのはすごい事です!

 

上級生の人には実感があるかもしれませんが、
いろんな苦しい中でコンクールの舞台に立って、

時にはすごく満足いく演奏が出来たり、
時にはイヤになるような失敗が起きたり

そして、コンクールの結果が出て金賞をもらい、
都大会、全国大会でまた演奏出来る事もあれば、

ダメ金になって、その年のコンクールが終わってしまい
会場の外で、ミーティングをしている時に
思わず泣いてしまう事も経験しているかもしれません。

 

コンクールは勝負事ですので、
どうしても結果に差はついてしまいます。

 

ですがどうか、

いい結果でも悪い結果でも

それだけで、
あなたたちの頑張りの全てを
判断しないであげてください。

やり続けている事もまた、すごい事

自分たちがどれだけ練習してきたか?
どれだけ頑張ってきたか?

一番知るのは頑張り続けている皆さん自身です。

 

コンクールの結果に対しての
嬉しい思いや悲しい思い

演奏についての
もっとできたはずという悔しい気持ちや、
良い感じで演奏が出来たという手ごたえ。

色んな気持ちを、部活の中で味わってきたと思います。

 

でも、
どんなことがあっても、
これまで続けてきたり、
今なお頑張ろうとしているのは、あなた達自身です。

そんなひたむきさを持っている事も
とても素晴らしい事で、
誇れる事なんです。

だからどうか、
自分を自分でほめてあげて、
自分の事を誇ってください。

 

先生も頑張っている

顧問の先生も、
実はかなり頑張っています

もしかしたら、
先生の仕事をしている姿を見るのは、
部活、音楽の授業や、あるいはホームルームの時だけかもしれません。

 

でもそれ以外の時間、
先生はヒマしているわけではありません。

 

年間を通して、
皆さんをどんな風に教えたり、育てたりすれば
生徒さんがより良い方向に進めるのか考え

そのために、
学期ごとにどんな目標を立てるか?
その目標に向け、日々の授業をどう運営するか?
年間、学期、日々の授業事の計画書を作成したり

 

テストの作成、授業で使う資料の手配。
テストの採点、日々の授業で教えたり、

そんな色んな業務をこなしているんです。

 

 

その上で、
部活の運営を先生はされています。

 

コンクールで使う譜面の手配や、
合奏譜を勉強して、どんな風に音楽づくりをするか計画を立てたり。

楽器別にトレーナーを手配したり
外部から指導者を探して、教えてもらえるように依頼したり。

学校同士の交流、
合同練習や合同演奏会のために
他県まで行って吹奏楽の先生と勉強しあったり、
交流を深めたりなどする場合もあります。

 

どうでしょう?
けっこうな激務ではないでしょうか?

もちろん、
1人ですべてこなすのではなく、
中には分担したり、
やる事の一部を生徒さんにお任せされたりしているかもしれません。

 

でも、先生もまた
皆さんが勉強と部活を頑張っていらっしゃるように
日々仕事をしながら、部活の運営を頑張っていらっしゃいます。

知ってあげるだけでも良いんです。
先生も、皆さんと一緒に頑張っています。

部活の顧問をしてらっしゃる先生へ

連日の業務をこなしたうえで
吹奏楽部の指導、本当にご苦労様です。

もしかしたら、
吹奏楽とは何らかかわりのない所から
学校での配置換えによって、吹奏楽部の顧問となった先生もいらっしゃるかもしれませんね。

半年近く前から
コンクールに向けて準備をなさる先生もいらっしゃいます。

それだけ、
先生にとっても生徒にとっても
吹奏楽コンクールとは、
大事なイベントなのだと思います。

 

コンクールは、
体育系の競技と同様に勝負事なので、
出場できる人数も制限があります。

だから部活内で人数があふれてしまう時、

どうしても、
上手い人を選抜するため
オーデション形式で人数を絞るという事も、
時に起こる事で、

コンクールに出ると決めた以上、
部活内でオーディションが行われるのも仕方ないかもしれません。

 

ただ、どうか
生徒の音楽を、楽器の上手い下手でのみ判断しないであげてください

 

下手だと烙印を押された事を、生徒は覚えている

学内での、
コンクールに出演する生徒を絞るためのオーディションは

時として生徒に、
望まぬ競い合いを強いてしまう場合があります。

 

オーディションに落ちて、
コンクールに出演できなかったという結果は、

生徒によっては
「自分の演奏に価値がないんだ」
こんな風に評価されたと感じてしまう事もあります。

 

生徒にとっては、
学校は一つの「世界」です。

その中の、
自分が所属している部で、
自分がやりたくてやっている事を

「お前に価値が無い」と評価されたことは

世界の中で、
お前に価値は無いと言われたように感じるし、

やりたい事をやる資格が無いと、
烙印を押された気持ちになるかもしれません。

それは大人になってもずっと、
覚えている事なんです。

どうしても選抜が必要なら

とはいっても、
人数制限がコンクールの規定にある以上

人数を減らす事、
選抜するというのは、
避けられない事だと思います。

コンクール自体も、
中高から大学、社会人バンドに至るまで挑戦したくなるほど、
人によって思い入れがあるものです。

 

ルールであるならば、
人数を選抜する事が避けられないならば、

どうか選抜メンバーだけでなく、
選抜に落ちて、それでも部活で懸命に練習している子の演奏を、

1つでもいいので認めてあげて欲しいのです。

ほめられた事もまた、思い出として残る

先ほど、
選抜に落ちた生徒は、
下手だと烙印を押されたように感じる、
大人になっても覚えている、と言いましたが

認められた事、ほめられた事もまた
覚えているものなんです。

 

合奏の場で、
先生から音が良くなったと褒められたり

トレーナーの先生に
上手くなったと認められる。

これもまた、
大人になっても覚えている事なんです。

 

もちろん、
先生が生徒1人1人の、
詳細に面倒を見て、全ての成長を覚えるなんてことは

きっと非常な負担で、
とても大変なことだと思います。

 

当事者でもない僕が、
無理をして欲しいなんて
お願いできる事ではありません。

 

ただ、
コンクール後でも、部活は続きます。

コンクールの後も
定期演奏会、ポップスコンサートなど、
様々な演奏の機会があると思います。

 

それは自主公演なのだから
人数の制限なく、部員全員で参加できるものだろ思います。

そういった機会に、
生徒の音に耳を傾けて、

良い点や成長したと思う点に気が付いたなら、
それを言葉にして届けてあげて欲しいんです。

ほめられる経験、言葉は生徒に残り、
大人になった時にも、
報われた経験として残ってくれます。

 

態度ではなかなか伝わりません。

言葉にしてこそ、
相手に届くことがあるんです。

だからどうか、
生徒さんを認めてあげる言葉を
その子に届けてあげてください。

おわりに

部活動で一生懸命音楽と向き合ってきた子は、
その後いくつになっても、
どこかで楽器をまた演奏したくなる子が多いんです。

その時に、
良い経験として部活の事が思い出せれば

3年、6年もしくは
もっと長い時間音楽と関わってきた経験も、
報われる思い出として残ってくれると思います。

部活が、コンクールの結果にのみとらわれず
生徒や先生が音楽そのものを楽しめ、
成長できる場がであればと思います。

 

どうかぜひ、
部活動での経験が、
その後の人生の良い糧となるような、

そんな部を、作っていってほしいと願っています。

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