「良い響き」で、なおかつ「音程」にもこだわって。

【「良い響き」で、なおかつ「音程」にもこだわって。】
 
 
 
個人的な感覚の話になりますが、
僕はホルンを吹く時、
息の入れ方、アパチュアの動き、その他もろもろを組み合わせる事で
「良い響きを生み出すポイント」でホルンを吹くことが出来ると感じています。
 
 
文章で説明するのはなかなか難しいのですが、
 
それぞれの楽器には、演奏した時に良い響きや心地良い音色を生み出す
「ツボ」というのがあると思うんですね。
 
 
ギターにはギターのツボを押さえた演奏のやり方があり、
ピアノにはピアノ・吹奏楽器には吹奏楽器それぞれに、
 
楽器に応じた「良い響きや良い音」を生み出す奏法はあると思うんです。
 
 
 
更に良い音で、更に良い響きで演奏するために、
僕らは日々練習を通して、
 
良い音を出すための演奏技法に磨きをかけたり、
 
「良い響きを出すツボ」をつかむ感覚を養っているのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
良い音色や心地良い響きを感じる演奏というのは、
実際、多少のミスがあろうとも、
それを帳消しにするくらい魅力的に感じるものなので、
 
音色や響きに拘る演奏者も少なくありません。
 
 
 
だけど、もしかしたらこれは「吹奏楽器」独自の感覚かもしれませんが、
 
・良い響きで演奏すれば音程は誤魔化せる
 
というような間違った考えも、時々あるように感じます、
 
 
決して良い響きで演奏する事を否定するつもりはないのですが、
 
僕は良い演奏をするためには、
 
良い響きと同時に、音程も気にしていくべきだと考えています。
 
 
 
 
 
いかに音色、響きが良かろうとも、
音程がとんでもなかったら、お客さんにも共演者にもバレます、
 
 
例えばアンサンブルで、
譜面の音と半音近くも違う音程を出して演奏していたら、
 
どんな共演者でも合わせようが無くなるし、
 
お客さんも演奏を聞いていて心地良くはいられませんよね。
 
 
 
半音近くも音程が違うというのは盛りすぎかもしれませんが、
 
人の耳は優秀で、
専門的な訓練をしていなくとも、
「心地いい和音」や「不安になる不協和音」の違いは分かります。
 
 
狙いがあってそういう演奏しているならともかく、
意図せず音程がずれるというのは良くありません。
 
だから、音程のコントロールを身に付けることも大切なんですね。
 
 
 
 
 
一方で、音程がいくら正しくても、
良い響きで楽器を吹かなければ魅力は半減してしまいます。
 
 
「響き」というのは、
それぞれの楽器が持つ特別な味のようなもので、
ホルンにも、トランペットにも、フルートにも、
独自の音色や響きがあります。
 
心地よく響きを持った音で演奏するというのは、
演奏者側にとっても気持ちが良いもので、
 
せっかく楽器が演奏出来るのなら、
自分が演奏する楽器の響きも出せるようになれば、
更に演奏の楽しさも増してきます。
 
 
曲に応じて響きや音色をコントロールする術を身に付けるのも大切です。
 
なぜなら、曲によって持っている「世界観」は異なり、
 
曲の世界観を表現するには、その曲に合った雰囲気を醸さなければいけないからです。
 
 
 
例えば
「香水」をffで、金属的に演奏をしたとしたら、
「香水」が持つ音楽の世界観は壊れてしまいますよね。
 
一方で、
もしかしたらOfficial髭男dismの「I LOVE…」は、
オーケストラ編成にアレンジして演奏しても魅力的かもしれません。
 
 
どちらも素晴らしい曲に違いありませんが、
曲に応じた求められる音色や響きというものを無視して、
自分勝手に演奏していっても魅力的ではなくなります。
 
 
音程も、音質、響きも、
どれも等しく大切なんです。
 
 
 
 
 
もし出来る事なら、
毎日のようにアンサンブルで誰かと一緒に演奏していけば、
 
音を聴く能力も鍛えられる上、
音程をコントロールしたり、音質を揃え、音を合わせる能力も育っていきますが、
 
 
「毎日誰かとアンサンブルが出来る環境」って現実的じゃないですよね。
 
 
僕達は大抵の場合、個人で練習する事に時間を費やします。
 
 
そうした一人で行う練習の際に音程のコントロールを養い、
なおかつ吹奏楽器なら良い響きで吹く感覚も養うのに役立つ練習があります。
 
みんなご存じ、ロングトーンです。
 
 
 
ロングトーンを演奏する時は、
「どういう風に演奏すれば響きがどう変わるのか?」を
自分の音を聴きながら行うのでフィードバックが分かりやすいですし、
 
音程についても、
例えばアパチュアを狭めたり、息のスピードを変える事で
音程が引きくなる・高くなるという変化に気が付きやすいので、
 
「音」を育てる練習として長年大事にされてきたのも頷けます。
 
 
それに今は、機械のチカラを頼ることが出来ます。
 
例えば僕は、
ロングトーンをするときチューナーを用いていますが、
 
それはチューナーの442Hz部分にぴったり合わせることが目的じゃなく、
 
「自分にとって楽器が一番良い音色と響きで演奏する吹き方」と
「自分がイメージしている音程と実際に出ている音程」とをなるべく一致させるためです。
 
 
 
もちろん、実際の演奏ではチューナーに合わせるわけじゃ無く
周りの人達が出している音に合わせる事が必要です。
 
ただ機械を頼る事で客観的な正確性で音程を把握することが出来るので、
 
ロングトーンでの練習にチューナーを用いる事で、
自分の音程感のズレが視覚的に分かりやすくなり、自分の感覚も調整もしやすいんですね。
 
 
 
 
 
魅力的な音色や響きも、
正確な音程を聴きとったり、演奏できる技術も、
 
どれか一方だけが重要なわけじゃ無く、
どちらも演奏にとっては等しく大切なものです。
 
どちらも両立できるように練習を重ねる事が、
演奏者側の責務ともいえるかもしれませんね。

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