初めて楽団に参加する時に、
どんな人がいるか分からなくて不安に感じたり。
人前で演奏する事が、
いつからか苦しくなっていたり。
他の人が親しげに話しているのを見て、
「自分がここに居てはいけないんじゃないか?」
そんな風に思う事があったり。
僕は人見知りな部分があって、
こんなことを経験してきました。
人見知りという性格が、
悪いと思ったことはありません。
本当は何も不安に思う事は無い。
何も悪い事はしていないのに、
人から非難されたり、攻撃されることもない。
その理屈ではわかってるんだけど、
何か心が怯えてる感じがする。
不安がどうしても消えなくなる。
目の前にいる人や
隣で演奏している仲間から、
馬鹿にされてやしないかと思ってしまう。
あなたはどうでしょうか?
こんな風に思ってしまう事はありますか?
僕はこういう時、
「どんなことが起きても、自分は自分の味方になる!」
そんな風にやってみて、
実際に感じていた不安が消える事もあったし、
同じような悩みを持つ人にも教えて、
良くなったと感謝されたこともあります。
でも、最近思うんです。
周りの人を疑ってしまう
そもそもの原因は、
周りに対する自分の態度・スタンスが原因だったのではないか?と。
世界中のどこにいても、
自分の近くで、必ず「自分」の味方をしてくれる人。
それは自分自身です。
自分が、
自分の良心や、自分の存在を大事にして生きているなら、
絶対に、自分は「自分」の味方でなってくれる
こんな風に考え、実践していたある日
気が付いたことがあります。
僕は僕自身の事ばかりを見ていて、
他の人を大切にすることをしていただろうか?
他の人の良心を信じ、
共に生きようとする態度をとっていただろうか?と。
何かしら自分に余裕が無い時、
追い詰められてしまっている時、
まず
自分自身が健康であることを取り戻すために
心身のバランスをとる事
心や体の栄養を取るという事は
風邪をひいた時や怪我をした時、
自分の体を養生するのと同じように
当たり前の事です。
でも、
人は世界の中で生きている限り、
一人きりになる事はありません。
どんな形であれ、
他の誰かと「関わり」を持つことになるんです。
この「関わり」が、
お互いを憎しみ合うような、
お互いを非難し合うようなものだったら
生きる事がしんどくなってしまいますよね。
だからこそ、
自分が世界とどう関わっていくか?
大切な人、同じ活動をする仲間に対して
どんな態度で在ろうとするのか?
それを見直してみる事はとても大切です。
人から大事にされれば、
その人を大切にしたくなるように、
自分を大切に思われたいなら、
仲間を増やし、意義ある時間を過ごし、
より良く生きたいと思うのなら
まず自分が、
周りの人を大切にしていく事が必要となります。
そして、それが出来るのは、
自分自身を大切にできる人です。
まずは自分を大切にし、
同じように大事な人たちを大切にし、
そしてその輪を広げていく事を
今日からぜひ試してみてください。
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