その演奏が失敗だったと、いったい誰が決められるのか?

どんな演奏者でも、
手ごたえや満足感を感じた演奏もあれば、
もっと出来たはず、こんなはずじゃ…。と
後悔する演奏をした時があります。

 

出来る事ならば、
演奏する事の全てが上手くいって、
なんの後悔も生まれず、
幸せな気持ちで終演を迎えられるような、

そんな演奏会ばかり続けば嬉しいですが、
そう上手くは行きませんよね。

 

 

 

上手くいく時もあれば、
失敗する時もある。

それはとても当たり前の事。
なのですが、

 

そもそも、
演奏の失敗、成功とは
誰が、どんな基準で決められるモノなんでしょう?

 

 

 

 

どんな演奏者でも、
1度でもミスしたら、そこでキャリアの全てを失うでしょうか?

そんなことはあり得ませんよね。

 

どんな素晴らしい演奏が出来ても、
世界中全ての人が、
完全に「満足」で一致することがあり得るでしょうか?

これも残念ながら、有りません。

YouTube等で
いかに素晴らしいパフォーマンスを配信する人がいても

一定の割合で「低評価」は
付けられてしまうのと一緒です。

 

 

では、演奏の失敗とは、
誰が、どんな基準でつけるものなんでしょう?

「その演奏が失敗だった」と、
いったい誰に決められるんでしょう?

 

 

結論を言う前に、
僕自身の経験したことを
お話しさせてください。

 

以前まで僕は、

・ハイトーンが1つでも外れたら失敗

・音が掠れて出てこなくなったら失敗

・1つでも失敗したら、もうそのコンサートはダメ!

そんな風に決めつけていた事があります。

 

 

その結果、
僕は演奏中ですら自分の演奏を「ダメだ!」なんて思い始め、
演奏への集中力を欠き、気持ちも萎え、

演奏するどころではなくなってしまいました。

 

演奏者にとって
何より大事な「演奏する」ことが、

自分で自分の演奏を
「失敗だ」と決めつけてきた結果、
演奏するどころじゃなくなってしまうって

本末転倒ですよね。

 

これはあくまで僕個人の経験なので、
他の人が同じような状態に陥るかは
定かではありません。

 

 

でも、
振り返ってみて欲しいんです。

 

もしあなたが、
自分の演奏を失敗だと決めつける事が多い
自分に対してダメ出しをよくする「習慣」がある人なら、

 

その「習慣」は、
あなたを成長させてくれましたか?
あなたのやりたい事を実現する助けになってくれましたか?

 

 

音を外したって死にません、
ミスで、演奏出来なくなる事もありません。

音を外す事が、
誰かを傷つける結果になる訳でもありません。

 

 

その演奏が
失敗であったか?成功であったか?

「絶対的な基準」というものは存在しません。

 

 

もし、自分のみに
演奏の失敗、成功を決める権利があるなら、

本番中に、ステージ上で、
どんな演奏になったとしても、

その全てを「成功」と思い、
ステージを降りるまで演奏し切ったって良いんです。

 

 

演奏している最中に、
自分の演奏にダメ出しし、
後悔しながら演奏し続ける事も

ステージに立っている間は、
どんなことが起きても「成功だ」と思い
何が起きても最後まで演奏し切る事も

 

僕達には、
どちらも好きに選択できます。

 

あなたは、演奏者として
どちらのマインドで演奏してみたいですか?


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