反省のやり方

今回は何か失敗した時の反省のやり方を提案してみます。何かに失敗したとき、大抵は次に失敗しないように反省をすると思うのですが、皆さんの「反省の中身」はどういうものになっていますか?

例えば演奏でいうなら、ミスをした音に注目し、どうしてそのミスが起きたのか原因を探り、原因がわかってきたらその音を当てるように練習します。この時、反省はミスをした部分に焦点が当てられています。

他にも合奏で、仕事で、家事で。様々な場面でミスが起きた時、ほとんどはその時起きた事について自分を批判し、次は同じミスをしないように気を付けるため反省をします。

これって、起きてしまった結果について反応していることになります。

 

 

だけど、その反省のやり方で自分が望んでいたことにより近づけそうでしょうか?

反省するのはその結果を繰り返さず、次はより望みどおりにするために行う事なのに、結果に焦点を当てて反省している結果、望みはどこかにいってしまってませんか?

 

 

僕が思う反省とは「次は望みどおりの結果を得るために、今回の結果から自分の何を変えればいいかを見つける事」です。だから、重要なのは「何を望んでいるか」になります。起きた結果はただの材料のような物です。

ですので、反省のやり方として次のように自分に質問するやり方はどうでしょうか?

 

「出来る出来ない、出来ていないもすべて置いておいて、自分は何を望んでるだろう?どんな風になってみたい?」

望みがまとまってきたら次の質問。

「さあ、今回の結果から、何か変えてみたい点はあるかな?その点のどんなことを変えるとより望みに近づけそうかな?」

変えてみたい点が見つかったら、最後に

「おめでとう!次に望みどおりにするために、どんなことをするか目標が決まったね!」

と自分をほめてみましょう。

 

 

こういうふうに考えるのはいかがですか?

そして、この質問をするのは自分が落ち着いた時でいいです。1日たった後で、また反省を促すような考え方、自己批判の考え方が出た時に(人によってはそれを何回も何日も繰り返して、同じような結論に毎回行きつきますが)その反応を変化させるため、批判を無くすためにも使えます。

もちろん、直後に出来るならそれでもかまいません。自分のやりたい時に、何度でもやってみてください。

 

何かを望むというのは、僕たちが生きている事と同じく、誰からの許可もいらない、当たり前の権利です。

 

 


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