想像で遊んでみよう!

クラシックやジャズ、ゲーム音楽、様々な音楽が世の中にはあります。演奏されている方も聞くのが好きな方も、曲がどんな性格なんだろうと考えてみた事はありますか?あるいは、演奏している場所はどんな場面でしょう?

さて、例えばホルンでいうなら、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番を例とすると、この曲を演奏したor聞いた時、どんな場面が思い浮かびますか?

僕は、ある日はいかにもヒロイックな性格にも感じられますし、また別の日は「」っぽいなあと感じるときもあります。

曲がヒロイックな性格に感じるときは、この協奏曲第1番はいかにも英雄譚という物語のシーンが想像できます。例えば1楽章の途中までは旅立ちのシーンから突然の落雷!目の前が真っ暗になったと思いきや、だんだんと牧歌的な草原が目の前にきて、その中を歩んでいきます・・・など。様々なシーンを自由に想像しながら演奏してみるとどんな感じがするでしょう?

」っぽく演奏したいと思った時はどうかというと、第1楽章は目覚ましでの目覚め、第2楽章は2度寝の誘惑と抵抗をテーマとして、第3楽章は2度寝をへてスッキリしながら出かけている、といった物語を想像しながら演奏も出来ます。

とても変なことを書いてしまいましたが、ここで紹介したいのは「ありとあらゆることを自由に想像しながら演奏してみよう!」という点です。

技術的、テクニックももちろん必要ですが、それは何のためかというと自由に音楽を表現するために必要な事と僕は思っています。だから、想像するというのは音楽の表現の上で重要なことでもあるのです。あるいは、作曲者の側から「~のための曲」と表現の指示がある場合もあります。その場合も指示の言葉から、どんなシーンが思い浮かぶかを想像する必要があります。言葉を音楽に翻訳するための想像です。

そして、想像のためにはなんでも考えられる、自由にできる環境が必要になります。だから、どんなに奇妙な物語でもそれを想像しながら演奏いたいなと感じたのなら、自由に演奏すればいいのです。

どちらかというと、想像ゲームみたいに遊びながら演奏しようとした方が、いろいろな想像が出来ます。だから、たまには演奏で遊ぶように練習してみるのもいいかもしれません。

もちろん、無理やり物語を考えなくても構いません。例えばこの和声の移り変わるフレーズが好きだな、と感じながら演奏するでもいいし、厳格にこの曲こういうものだ!というイメージをもって吹きたいなら、それはそれぞれのやりたい事をやっているのだから、それでいいのです。

大事なのは「どんな風に吹きたいと望んでいる?」かで、そのために「演奏上どんなことでも自由に想像してみよう」と自分に対して言ってあげる事なのです。

本番で、どんな音楽に自分が旅立ち、皆さんを招きたいか。ぜひ想像してみてください。

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